野﨑園

野﨑園について

野﨑夫妻

野﨑園は静岡県の東部、沼津市にあります。
富士山と伊豆半島の間に位置する「愛鷹山(あしたかやま)」の南面、駿河湾を望む場所に私の茶畑があります。
お茶の栽培、製造、販売まですべて自社で行い、一貫生産をしております。管理は家族だけで行っているため、目が行き届くだけの茶畑面積しか栽培していません。
私が茶業に携わろうと思ったきっかけは「自然仕立て栽培」に出会ったことでした。手摘み茶にこだわるのも、自然仕立てが手摘み専用園であるという理由からです。
これは字の如く、天に向かって自然に成長させる栽培方法で、新芽の数を少なくしてひとつひとつの芽に多くの養分を行き渡らせます。
さらに摘み取り前に畑に被覆(日光を遮る)をして、旨味を増やし、かぶせ香という香りをつけます。
お茶は味、香りを楽しむ嗜好品であるがゆえ、作り手の信条が表れるものと考えています。大切に栽培して、丁寧に製造することを考え、今後の茶業を営んでいきたいと思っております。

野﨑園ではお茶を楽しんでいただく活動も行っております。自分流の淹れ方の提案、好みのお茶探し等、お茶に親しむ会を開催しております。
お気軽にご参加ください。